海外からの投資を香港に呼び込む目的で03年10月より実施している「資本投資者入境計画」は 09年7月末までの約6年間で7,838件申請があり、その内4,350件が許可を得たそうです。
資本投資者入境計画(以下:投資移民)とは650万香港ドル(約8,000万円)の投資を香港で行う事により、香港の居留権を得ることのできる制度です。これまでの総投資額は307.8億香港ドル(約4200億円)で、平均投資額は708万香港ドル(約9800万円)。
また、今年上半期の投資額は50.2億香港ドル(約600億円)にのぼり、昨年同期の31.5億香港ドル(約380億円)と比較すると約60%も増加しています。
このニュースで驚いたのは、申請件数に対する許可実績の割合です(約55.5%)。
許可待ちの方が数千人いるとの報道もありますが、650万香港ドルを投資すれば、直ちに居留権を得られるとったものではないようです。
先日、投資内容を偽って申請・許可された大陸出身の中国人が香港の裁判所により禁錮2ヶ月、執行猶予12ヶ月、罰金5万香港ドル(約60万円)を言い渡されました。
この事は、投資をし、審査後に居留権を得た場合であっても、投資内容について投資移民規定に違反がないか監視をされている事を表しています。
投資移民申請者の大半は大陸在住の中国人です。(注意:大陸在住中国人は直接的に投資移民を申請することはできません)
なぜなら大陸在住中国人は特別な才能や高い技術・特殊技能がない限り、香港での居留権(ビザ)を取得することが大変困難なため、この制度を利用するに足る理由があります。
他のビザ・カテゴリーで居留権を得る事のできる(日本人を含めた)外国人が投資移民制度を利用するのは、非常に稀なケースだと思われます。
弊社では資本投資者入境計画のご相談も承っております。
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2009年11月30日月曜日
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